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2017年4月17日 (月)

真空管の手直しの最中 中古管CX345の再生について その2

真空管の手直しの終了してみたら、ああヤッパリ!いや~

中古管CUNNINGHAM   CX345の再生について その2

対処をしてみようとします。グリッド・ジメット線を再半田するとどうなるかを調べてみましょう。

Dsc_2337

Dsc_2336

まずはフィラメントの半田を除去し、再度半田してみました。そこで一度検査してみますと、何も変化なし。更にプレートとグリッドの半田を除去し、半田為直しです。

なぜ一遍にしないのかは、ご存知のとおりです。

ところで、グリッドの半田直しをしようとしましたが、なぜかグリッド・ジメット線が見当たりません。

これが、真空管の手直しをしようとしたら!です。ジメット線が短くなっている、これではコントロールが出来ない。ベースの上から見てみるとジメット線はそこに長く存在している。

次の段階にはベースの取り外しとなるのですが、これがとても面倒であることは皆さんご承知のとおりです。溶剤や薬剤を使用すれば早くてよいのですが、ダメージも多きいので、古典的手法温熱水で時間をかけて外すことにしました。

外したときの画像がない!ということに気づいたのは後日になりました。

結果、ジメット線は全て元の長さを保っていました。外すときに判明したのは、ジメット線がベースピンから見てもないことがジメット線が曲がっていることによるものだったことです。以前手直しした方がいて、下手に直し奥に押し込んだためにということです。そういえば、この球はヤフオクで購入したといっていたことを思い出しました。

ジメット線を真直ぐにし、接着剤でベースにガラスを固定し、再度ピンに半田して接着剤が固化するまで待ちました。検査をして見ますと、なんと手直しする前と変わりません。つまりグリッド・コントロールが未だ利きません。ベースを外したときによく観察してありますので、ここまで来ると原因は二つしかありません。ステムの中でのジメット線断裂というよりも接続部の破断、そしてもうひとつはステム上ゲッター付着です。後者は先に検査をしたときには、グリッドのコントロールが出来ていましたので、使用時突然ゲッターが付着することはありません。

そう原因は結果ひとつです。この現象は今まで何回も見てきたものです。何故Aの真空管におき、BやCの真空管にはおきなかったのか。後は想像でしかありません。同じアンプでこのようになる球ならない球があるのは、製造時の問題としか言いようがありません。防ぐ手立てはあっても、100%起こらないようには出来ませんがそれでも少しは防げれば、それに越したことがありません。UX245のような真空管は、製造から既に80年を経ていることをご注意ください。真空管の内部はそれなりの真空度を保持していますが、それでも絶対真空ではないのです。まして、ガラス外部やその接続部は常に大気に曝されてきたのですから、劣化は更に大きくなっています。

手直しは更に続きます。わかってきたものから順次公表していきましょう。

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