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2017年1月25日 (水)

PX4の規格変遷

以前より色々とデーターを教えていただいているD404F203さんが今回もPX4について貴重なデーターを送ってくれました。
そのまま、転写しますので、ご参考にしてください。コレクションの点検に応用すれば、真空管過大使用による劣化を防ぐことができます。以前、PX4ナス管の規格がわからず、Ep250Vで使用して大いに劣化させたことがありました。RE604も同様ですが、1930年前後生産された真空管は規格変更の前後のものであることが多く、誤使用による厳しい結果がもたらされたものです。
 
当方にバリウム昇華型PX4の資料があり、ブログに内容を少々掲載しています。
http://blogs.yahoo.co.jp/d404f203/4980370.html
http://blogs.yahoo.co.jp/d404f203/12581320.html
バリウム昇華型フィラメントのPX4は2種類有り、フィラメントでいえば0.6Aタイプが最初期型で1Aタイプは後期型のようです。
0.6AタイプはRE604最初期型とよく似た規格です。

1929年のOsramValvsから抜粋
Ef 4.0V   If 0.6A
μ 3.8   Rp 1450Ω
Gm 2.6mA/V   Pd 10W
EpMax 200V
動作例
Ep 200V   Eg -30V   Ip 40mA

1931年のOsramWirelessGuideから抜粋
Ef 4.0V   If 1.0A
μ 5   Rp 830Ω
Gm 6.0mA/V   Pd 12W
EpMax 250V
動作例
Ep 200V   Eg -26V   Ip 40mA

1929年、1931年それぞれのマニュアルにはPX4の内部構造のイラストが描かれており、どちらもスランテッドプレート(斜めプレート)です。

個人的にはスモールベースのPX4は0.6Aフィラメントの最初期型だと思います。

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