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2017年1月21日 (土)

フランスFOTOSの真空管

前回のFOTOS P12に引き続きアップしましょう。

FOTOS F5 

Dsc_2067_2

F5も初期規格より向上させより強力な出力管となりました。

1930年代初頭では

Ef3.4V-4V Ip0.5A Ep200V Eg-30V Ip40ma(1930年FOTOSのカタログより)

Ef4V If0.5A  Ep250V Eg-30V Ip30maが30年代後期にはPX4並になったのです。

Ef4V If1.0A  Ep300V Eg-40V Ip40ma(1938年FOTOSのカタログより)

Dsc_2068将にPX4の新型といっても良いくらいです。本出力管はどの規格になるのかは資料が少なすぎてわかりません。実際に当たってみますと、Ep250V Eg-30VではIpは40maを超え、Ep300V Eg-40Vになっては、Ipは50maを遥か下に見下ろしてしまいました。グリッド・コントロールはその反応は極めてよく、ガス電流も検出されずにあることを考えれば、ナス管後期とみなすべきでしょう。プレート構造が初期と変わりませんので、より伸びやかな音がすることが期待できます。

Dsc_2070

 

斜めプレートです。当然フィラメントから落ちてくるものが堆積しないようにプレート位置をずらして設置されているものです。

 

Dsc_2071

 

 

PX4の初期ナス管と同様なつくりではあるのですが、重さが全く異なります。実に重く、強力な出力管なのでしょう。

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