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2015年9月 6日 (日)

CUNNINGHAM CX-350 ナス型50 中古良品4本セット

◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 新入荷真空管ご案内 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆

CUNNINGHAM CX-350 ナス型50 中古良品4本セット 価格180,000円

1) AVO CT160で検査をした後、実機にて点検したものです。
AVOではEp200V Eg-40VでのIpとGMをみています。
AVO CT160 Ip 49~53ma,GM 1400~2300

プッシュプルに使用する場合、ご承知のようにプレート電流が重視されます。GMは実機で明らかになるように、2管で大幅な違いがなければ、音量に差はありません。つまり、チューブチェッカーでは正確には測定できないということがあります。

2) テスト用実機はあるお客様のご提供によるものです。回路の説明をしますと、信号系は初段12AT7 SRPP、グリッド・チョーク使用で50に入ります。電源トランスの高圧電圧はAC380Vx2にて5Z3整流によってDC440-470V程度を得ます。プレート電圧(Eb)は凡そ420-460Vとなり、実効プレート電圧(Ep)は360-400V程度となります。この時に、プレートに流れる電流(Ip) を測定してくれるようにメーターを設定してあるとのことです。カソード・バイアスでの点検ですので、Rkは1500Ωです。

Ebは420-430Vでしたので、Epは360-70V位になります。各管Ipは40~41maとなり、4本のどれともペアとなりました。勿論、このペアという意味は、以上の条件化でのペアであります。AVOでの測定では、条件が異なりますので、ペアにはなりません。間新品の50 ST管では44-46ma、同50 ナス管でも同じ程度です。

当舎が2ペアを選別する目的は、50 DPPアンプに使用するためです。

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従来よりご来店の方たちには、お話していますが、真空管の状態はどうしたらわかるのかというご質問に対するお答えです。詳細は申しませんが、次のこと、これだけでも十分お分かりのことでしょう。

真空管は、見てわかること、見ることでしかわからないことがあります。プレートの色や溶接などの状態、グリッドの巻方、留め方など、フィラメントの状態やステムなど見ることでしかわからないものです。チューブ・チェッカーでわかることやこれでしかわからないこともあります。チューブ・チェッカーは相対的に使用することで、真空管の状態が実によくわかります。更に、実機にて動作させてわかること、それでもわからないことがあります。結局、この3つの方法でほぼ、その真空管の状態が解ります。それでも、経年劣化は、予測はついても、結果からでしかわかりません。

我々の先生でもある小口貴仁氏に真空管とアンプを最初に教わった時に、教科書として扱われたのが2冊、エスペ・クノール共著 真空管材料学と島山鶴雄 音声増幅器設計並調整でした。往時は真空管、現在ではコンデンサーのメーカーとして名を馳せている企業において、研究・開発・製造・経営を行っていた方ですが、NHK愛宕山での放送・音響機器動態保存を手掛けてもいました。それでも、経年変化は、たとい真空中といえども推測できても予測することはできないもののようです。

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