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2014年9月21日 (日)

ECC83 低雑音の構造

幾種類かのECC83 12AX7をチェックしていましたら、Low Noiseにする構造が各社によって異なることが分かりました。ご存知の方もいらっしゃいましょうが、ご存じでない方と私のために一部記録しておきます。

但し 先の素人の知ったかぶり、玄人の無知 その8 のアクセスが余りありません。とても大事な本質的な情報はほとんどの方には関心がないようです。それでも一部の方にはお役にたてるでしょう。

ECC83のオリジナルはアメリカといわれていますので、RCAの12AX7を基本にしていくのがよいでしょう。今回は資料が間に合いませんので、PHILIPSからにします。

欧州で最初に製造したといわれているPHILIPSのECC83を見てみましょう。アメリカ12AX7よりもEC83の方が質的に高いと嘗て言われていました。それが何を意味したのかを探ってみたいのですが、まずは形状から見て、更には測定して、最後に試聴することにします。1年ぐらいで結論が出ればよいのですが。

Bugle Boy オランダ

Miniwatt Dario

Valvo

Mullard

Matsushita

Philips 

Dsc_0474Bugle Boy 和蘭PHILIPS Heerlen

AmperexはPhilipsグループに参加してから、Bugle Boyブランドをつくったようです。製造工場もあったといいますが、詳細はわかりません。

Dsc_0471PHILIPSのLow Noise技術はまず、フィラメントにあります。コイル状です。コイル・フィラメントに絶縁材を塗布するのですが、始端終端の処理が半端でなく、綺麗に仕上がっています。

放熱孔はプレート上下、中央に丸穴があります。この丸穴はプレートに対しては半月になります。これがPhilipsの特徴で、グリッド放熱はこれでよいという結果になったのでしょう。

Dsc_0473

カソードをマイカで抑え、振動を食い止める作用を持たせています。マイカは上部2枚 厚手マイカ板と透明マイカ板を振動防止とカソード振動防止、下部2枚使用しています。

Dsc_0468
Mullard CV4004 軍用Micham

Dsc_0470

フィラメントはコイル状です。コイル・フィラメント絶縁材塗布も同じく始端終端の処理が半端でなく、綺麗に仕上がっています。

Dsc_0469

プレート形状はことなりますので、放熱口は中間にありません。カソード押えは当然ありますので、マイカの使用方法はBugle Boyと同じです。

Dsc_0480_2

松下 12AX7 ○T

Dsc_0479

フィラメントはコイル状です。コイル・フィラメント絶縁材塗布も同じく始端終端の処理が半端でなく、綺麗に仕上がっています。

Dsc_0478

プレート形状およびカソード抑えはPhilips基本です。
カソードをマイカで抑え、振動を食い止める作用を持たせています。マイカは上部2枚 厚手マイカ板と透明マイカ板を振動防止とカソード振動防止、下部2枚使用しています。

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