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2013年12月

2013年12月30日 (月)

TELEFUNKEN RS237 2本セット 

 新入荷真空管ご案内

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テレフンケン RS237 メッシュ・プレート 2本セット 価格-円

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使用されていますが、極めて状態の良いものです。1942年に製造されて、国防軍に1943年に納品されたようです。製造ロット0942、国防軍ロット2243で、2本とも揃っています。

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あちこちから画像を撮りますので、使用状況がわかりましょう。

上の画像と逆になっていますが、この画では左管ガラス下部に冷却時に着色した様子が見えます。

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タイト部に焼きが殆どない。

ところで、メッシュ・プレートといいますが、実はメッシュ・プレートではありません。習慣としての表現で、プレートに細かに穴をあけ再度プレートに不純物吸収効果を持つものを塗布してあります。高圧にてオペレートすると、その穴より電子がプレート外に放出されるので、埋めてあった穴が開きフィラメントの光が見えるようになります。勿論全ての穴が開口するのでもなく、全ての穴が塗布剤にて塞がれるのでもありません。

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KEN RAD 50 未使用元箱入 

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USA KEN RAD 50 ST管 未使用元箱入 価格@58,000円(5%税込み) 59,657円(8%税込み)円 または 4本セット価格210,000円(5%税込み) 216,000円(8%税込み)

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Ken Radはこの当時 GE の傘下に入っていました。GEブランドの50は当然のこと、RCA 50も実際にはKen Rad製とみなされる物が多いのです。

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2013年12月13日 (金)

Klangfilm Koffer Staerker-St32622/23 pri RE604ppパワーアンプ

Klangfilm KLV403aの納品も無事終了しましたので、St32622/23のメンテナンスに取り掛かりました。

業務用アンプはその残存の殆どが、長期使用のためにさまざまな手を入れています。今時はオリジナルということに拘る人はいませんが、つい先年までは思っていた以上に居ました。とても面白い人々ですが、お付き合いはしません。当舎はあくまでもソース(ソフト)を再生するための機械と位置付けていますので電気部品性能が劣化した物を使用することはありません。鈍ら包丁でも、包丁といえますが、調理品の味は全く異なることはご存知のことでしょう。当舎が拘るオリジナルとは当時の音の再現であります。部品も音を変えない部品と変えてしまう部品とがあります。それらの見極めが、メンテナンスの本質と考えています。

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仕上がった1台目を点検しているところの画像です。只今現在音だし中です。SIEMENS KOAXIALとISOPHON ORCHESTERにつないでみると、これは少々強烈な音でした。SN比も良いし、あとは真空管選別によるヒーターハムを落とすか、ハムバランサーを取り付けて落とすかという程度になりました。音質としては、EUROPA JUNIORのRE604pp諸アンプと同じです。

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裏蓋を外してみると、このような状態でした。きれいな方です。ざっと、回路検査と部品点検をして見ましょう。

初段は五極管ですが、現状では使用していません。よって、入力ヴォリュームを新たに付け足したのは、ATTが使用できない状態になったためです。

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電源トランスは2つあります。一つは高圧用であり、もう一つはフィラメント用です。EUROPAアンプは大型のトランスを使用していますが、分離トランスもそれでメリットがあります。

今回のメンテナンスは、当舎にとってオリジナルの状態にする=復元といういつものメンテですが、それを少しわかるようにして置きましょう。

本気の正式名称は Klangfilm Koffer Staerker-St32622/23 pri ということのようです。その回路図によりますと、アッティネーターは信号部の絞込みではなく、初段五極管の増幅度を変化させることにあります。音質劣化を極力つくらない方法を巧みに採用しているのですから、初段を飛ばしてドライヴァー段からしようするなどという野蛮なことをしては、復元になりません。

本アンプは移動型映画上映に使用したものですから、Koffer Staerkerといわれるのです。ハンディータイプですから、サイズもウェイトも最小にしてつくられたものです。よって、どの部品もその配置、向き方向は勿論のこと全ての部品にそれぞれ意味があるのです。据え置き型のアンプとは、まさにノウハウの集積度においては比較になりません。

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経過中。部品交換は99%終了した。1台目との相違点を点検・確認しているところです。あと数日で、音出しになりましょう。つまり、ステレオ・サウンドが楽しめることになります。

修理は同時に2台以上行うことを旨としています。勿論1台しか入手できないときにはそのままメンテナンスします。2台以上ですと比較対照ができ、非常に助かります。業務機器は、1台1台使用状態が異なり、それぞれ改造を施してある物が大半です。この2台目は1台目と比較して、大変状態が悪いのです。

この2台は、修理依頼品です。販売価格は、1台1,300,000円程だそうですが、真空管は別売になります。なぜなら、このアンプはプッシュプルですが、DCバランサーが付いていません。つまり出力管のバランスは真空管で取るわけです。もちろんバランサーを設置することはできますが、それはオプションで、ご希望があったときにつけるものと考えています。現在調整中の先のアンプに使用しているRE604は、固定バイアス・テストによって10%の誤差を持つことが分かっています。10%は先にも申し上げてあるとおり、ペアとは当舎では申しません。しかし、一般にセルフバイアスで、DCバランサーを持つアンプには、10%で十分ハムキャンセルができます。

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メンテナンスが終了した状態です。2台並ぶと中々壮観です。

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本来このアンプはKofferに入っていた物です。両サイドに電源入力付近と出力付近に開口部があり、感電の恐れがあります。カヴァーで保護できますので、それらはその後の処置としましょう。

 

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UTCの旧型トランス LS-63

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あれほどあったアメリカUTC社のトランスが目にしなくなって来ました。アメリカでも良質のものが出ないのは、売り惜しんでいるのか、底を衝いて来たのかわかりません。送料も極度に上昇した中でも、あちこち掻き集めて何種類かペアにしました。整理も少しずつ進みましたのでトランスを販売することにしました。

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UTC LS-63 旧型出力トランス 2台セット中古 価格-円(5%税込み) -円(8%税込み)

いわずと知れた、1次10k/6kΩ20W というトランスでウィリアムソン型にも多用されたUTC屈指の出力トランスです。直熱三極管45,46ppは勿論のこと、71AでもVT52でも使用できます。また、この10K というインピーダンスは多極管に使用すると実に具合のよいアンプが出来上がります。これは、初心者向けではありません。

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UTC LS-245x 出力トランス 245pp用 そしてLS-40 セット

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あれほどあったアメリカUTC社のトランスが目にしなくなって来ました。アメリカでも良質のものが出ないのは、売り惜しんでいるのか、底を衝いて来たのかわかりません。送料も極度に上昇した中でも、あちこち掻き集めて何種類かペアにしました。整理も少しずつ進みましたのでトランスを販売することにしました。

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UTC LS-245x(LS-2451とLS-2453) 出力トランス 2台セット および UTC LS-40 段間トランス 2台セット 価格-円(5%税込み) -円(8%税込み) 

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左の大きなトランスがLS-2453、右二つがLS-40

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LS-2451は撮影し忘れたため後日

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4台ともに中古です。どちらも同型のもので、ケースは鉄鋳物を採用しています。またエンブレムとかバッチとかいわれるUTCマーク板金を打ちつけたものです。これのトランスについては少し詳細を追加せねばなりません。
LS-245xは20Wクラスの中型のトランスで、245ppAクラスおよびABクラス用に開発されたものです。WWII後にも生産していたのかわかりませんが、早期に生産終了されていたものです。このトランスの特性は容量20W 周波数特性30-20Khz 2次インピーダンス LS-2451はLS-52、LS-55、LS-61と同じです。またLS-2543はLS-54、LS-57、LS-63と同じです。さて1次インピーダンスというと、6Kppとなります。45ppのA級動作は8Kというふうに思っていました。ところが、UTCは8KであるLS-52、LS-53、LS-54を使用せずわざわざ6Kppをつくりました。Ferrantiのトランスを45ppに採用していた時代には、OPM6(C)がその対象モデルでした。このトランスはインピーダンス表示がありません。降圧比が表示されていたのでそれを基にしてスピーカー・インピーダンスとのマッチングを取ったわけです。そのOPM6(C)はスピーカー・インピーダンス20Ωのフェランティにたいしては、実に1/15ですから1次インピーダンス6K となります。これがPX4ppではFerrantiのスピーカーを使用すると1次がやはり6K となります。

出力トランスとあわせて使用します位相反転トランスは直流重畳可能のLS-40 です。これも同時代の鋳物ケース型になります。さらにチョーク・コイルまではUTCを用いるべきでしょう。パワー・トランスはご自分で決定しましょう。

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UTCの旧型トランス LS-21 一台のみ

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UTC LS-21 段間入力トランス 中古 価格75,000円(5%税込み) 77,142円(8%税込み) 1台だけです。

LS-21は1次15KΩスプリット巻、2次135KΩプッシュプル スプリット巻 昇圧比全1次:全2次 1:3、容量・ハンドリング・パワー200mW 1次直流重畳不可

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UTC LS-57 旧型出力トランス 

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あれほどあったアメリカUTC社のトランスが目にしなくなって来ました。アメリカでも良質のものが出ないのは、売り惜しんでいるのか、底を衝いて来たのかわかりません。送料も極度に上昇した中でも、あちこち掻き集めて何種類かペアにしました。整理も少しずつ進みましたのでトランスを販売することにしました。

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UTC LS-57 出力トランス 2台セット価格140,000円(5%税込み) 144,000円(8%税込み)

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1台は元箱入り未使用品、もう1台は中古です。どちらも同型のもので、エンブレムとかバッチとかいわれるUTCマーク板金を打ちつけたものです。

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LS-57は20Wクラスの中型のトランスで、300Bや2A3および6L6ppAクラス用に開発されたものです。

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左がオリジナルのUTC箱。右はLS-21です。

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UTCの旧型トランス LS-6L3出力トランス

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あれほどあったアメリカUTC社のトランスが目にしなくなって来ました。アメリカでも良質のものが出ないのは、売り惜しんでいるのか、底を衝いて来たのかわかりません。送料も極度に上昇した中でも、あちこち掻き集めて何種類かペアにしました。整理も少しずつ進みましたのでトランスを販売することにしました。画像は近々Upします。

UTC LS-6L3 2台セット価格 180,000円(5%税込み) 185,142円(8%税込み)

中古です。どちらも同型のもので、エンブレムとかバッチとかいわれるUTCマーク板金を打ちつけたものです。

LS-6L3は30Wクラスの大型のトランスで、6L6ppABクラス用に開発されたものです。

独り言 トランスは重量物だと再認識。余りの重さに腕に力が入らない。矢張り鉄は重い。

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