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2013年6月13日 (木)

TEKADE AD1シングル・パワー・アンプ その1

独逸のオーディオ・メーカーにTEKADEという会社がありました。正式名称はSüddeutsche Telefonapparate-, Kabel- und Drahtwerke AG といったそうです。現在も存在するようですが、PHILIPS傘下になっているといいます。オーディオ・メーカーというよりも電信・電話会社だったようです。

そのTeKaDe社が欧州2次大戦前・中・後に増幅アンプを生産していました。本品もそのうちのひとつとなります。当舎はTeKaDeアンプを他にも所有していますが、なかなかメンテが行き届かず、放置状態にしたまま、現在に到っております。

最初から、メンテ後の状態を載せてしまうのも良いのですが、偶には現状からメンテ後までを追っかけて観ても良いかなということで記事にしてみました。

まずは、ボンネットを外した状態です。

Dsc_1200

チューブ・ロケーションというと左から、AC2-AC2-AD1 AZ1です。三極管のみの増幅回路は実は大変珍しいのです。通常はAF7-AC2-AD1となります。

左のつまみは入力セレクターです。レコード(シェラック)、マイク放送、ベルー呼鈴、ラジヲ放送となります。次がヴォリュームで、そしてトーン・コントロールです。メーターはマイク変調用と思われます。KÖRTING AD1アンプにも同様なものがありました。スイッチは2つあるようですが、上部スイッチは本来のものではなく改造されたものです。今のところ、目的は不明です。

Dsc_1203

内部を少し覗いてみましょう。埃と黴にまみれていますが、殆ど原型とオリジナル部品を有しているようです。 

2013.06.13追加

ようやくメンテナンスが終了しました。音だしをして革めて思うのは、1930年代アンプのSN比の良さです。ヒーター交流点火によるハムノイズは少しはあるのですが、バランサーによって新品真空管ならばほぼ消えてしまいます。それ以外のノイズは、ないのです。本日は、コアキシャルにての音出しでした。うーん、実に美しい音です。

画像はそのうちに!

2013.06.16追加

フレームの掃除が終わりましたが、いかにせん梅雨に入ってしまったので、汚れ取に時間がとられてしまい、漸く本日装着しました。この度は、英国VOIGT フィールド・ユニットにて聴いています。コアキシャルとはまったく別の音になりましたが、いやはや良い音というのはいろいろありますが、演奏を納得させる音として十分すぎるものです。再度申し上げますが、1930年代の機器はSN比がとても、ホンにとても良いものなのです。

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