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2013年3月

2013年3月24日 (日)

TEKADE AD1シングル・パワー・アンプ その2

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こちらはドイツTEKADE社のAD1シングル・パワー・アンプのメンテ完成品です。アンプ自体はいつでも試聴できる状態ですが、店内ではいつでも、試聴できる体制にはなっていませんので、聴くためには時間がかかります。その1とは回路・寸法は同一ですが、こちらは出力メーターがついていません。

価格 2台 1,800,000円   真空管は新品または新品同様品を使用します。

チューブ・ロケーションはAC2 - AC2 - AD1・AZ1となっているので、全く同じです。

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現状はTFK AC2とAD1です。初段のグリッドは当時のシールド・キャップです。

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その1と同じの入力スイッチ、ヴォリューム、トーン・コントロール

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こちらは、メーターなし。電源スイッチとライトです。それとヒュ-ズになります。

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その1はベーク板とボタンですが、こちらはセラミック端子です。

本TEKADE社のAD1アンプはKÖRTING社のAD1アンプとともに現在VOIGTに接続されています。AD1アンプのメンテナンスが終了するまでは、こんな形で聴いています。

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2013年3月23日 (土)

ローレンツ RV258pp パワー・アンプ

Lva201

          http://homepage2.nifty.com/rakumeisha/audio_holder/amplifier/IVA20-1.html

稀には自舎のホーム・ページをみてみましょう。すっかり忘れられていますが、LORENZ IVA20という20W出力級のアンプをメンテしてあります。通常は使用しませんが、年に1度くらい火を入れてみます。RV258はトリタンを採用しているようですが、211や845の音質とは別次元のものです。

このクラスのアンプになりますと、怖いので、余り近寄らないようにしているのです。1000V近い電圧で、ケースを取り外して使用しますと、静電気で毛が逆立ちしてきます。勿論大袈裟です。それと、電源スイッチが2台とも寿命を迎えてしまっていました。適切なスイッチを探しているのですが、見つかりません。そのため、販売中止にしているのです。交換できれば、販売します。

使用真空管とトランス類は REN904-REN904-段間トランス-RV258pp-出力トランス 電源トランス-RGN1404x2-チョーク・コイル となっています。

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2013年3月20日 (水)

TELEFUNKEN フィールド・マグネット 25cm 2台

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ペア2本 整備後価格 360,000円 フィールド電源別途

独逸ではWWII以前から、コーン型スピーカーに於いて取分け大変優秀なユニットを生みだしていました。

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センター・ダンパー

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本ユニットも長年放置されていたものですから、整備が必要です。

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欧州大陸とりわけ独逸の鉄は純度の高いもので、日米のそれとはレベルが違うのです。

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GEC(MO valve) PX4 ナス旧型

 新入荷真空管ご案内

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GECOVALVE (MARCONI &OSRAM) PX4 ナス元箱入り未使用品・元箱入り新品同様 2本セット -円

Ep180V Eg-34V時にIp39ma・37maです。規格上限を超えるものです。このようなものが、未だ入荷するとは!突然の入荷です。

Dsc_1210外寸はPX4とP625は同じです。

右 P625 左 PX4

プレート・サイズはPX4はほぼ2倍あります。

Dsc_1214

最初期PX4もP625と同じにプレートが斜めに取り付けられています。フィラメントからのいわゆる燃えカスがステムに溜り絶縁不良を起こさないようにされています。

最初期PX4において知る限りでは、本品のようにベースが小さいもの、ガラス口径と同じ太いものがありました。このタイプは同じフィラメントを採用したようです。また、プレートもニッケル地のままのようですから、同じと考えています。それに対し、ナス管でもPX25ナスと同様なタイプになると、フィラメントも変わり、プレート材質もカーボン焼付けに強化されたました。

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2013年3月10日 (日)

EMT 139st ステレオ用EQアンプ

ようやく確定申告が終了しました。レコードのリスト更新と真空管やスピーカー・ユニットの販売を続けていくことにしましょう。その前に。

確定申告の時期になる頃に、EMT 139stの調子が悪いとのことで、再びメンテナンスをすることになりました。

左右の出力バランスが違うとの事から発した、メンテは、このアンプも所定の機能と能力が無いことを明かしてしまいました。この間に5台の139/139stのメンテを行った結果、全てのアンプで機能欠損があることと能力低下になっていることが分かりました。当然よれ故にメンテナンスとなったのわけです。しかし、機能欠損と能力低下とはまったく別のものです。生産後20-30年、なかには40-50年を経ているものであれば、使用状況・保管方法によって能力低下と機能不全にいたります。本当に稀ですが、そういうことが起きないと思っている方がいます。最初からまたある日突然、猿以下になっている方がいるのですが、外見は人、人語を発するので、状況を把握して納得できるまでしばしの時が必要です。機能不全は部品劣化やハンダ劣化なのでよって、生じますが、機能欠損は改造によるもので部品交換では復元できません。

139st1

Emt_139st03105

焦点がぼけましたが、黄色コンデンサーが今回追加した部分です。VISHAYの現行品ですので、秋葉原で入手したものでした。必ず、パーツの特性を測りましょう。

Emt_139st03108

再生産品と比べるとこんな感じになりました。

機能欠損は、実はそれだけではありませんでした。当初入手した139stの回路図の一部に誤りがあり、それを元にするとEQがうまく働きません。シリアル番号も記載された正規の回路図にもかかわらず、誤記があるということです。

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これらは139stに取り付けられていた部品です。コンデンサーの管体が変形していたり、すれていたりしていました。容量低下していますので、交換したものです。管体がこれほど変形すると電極に与える影響時間を考えると、使えるからといって採用してはいけません。

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これは抵抗です。テスターで測っても、抵抗値が表示どおりでます。ところが、抵抗としての機能はありません。電流を通すと、断続的にしか導通しなくなるのです。

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原因は、熱劣化ですが、脆弱部に集中的に電流が掛かり発熱。抵抗脆弱部といっても、通常の状態ではこうなりません。コンデンサーや真空管やらそのたに異常が発生したときに、負荷がここに掛かりこのようになったわけです。外観では察知できず、ノイズの原因が突き止められない原因のひとつでした。

ノイズ原因は、このように、コンデンサー、抵抗、トランス、当然真空管だけであったら、まだ楽なのです。ワイヤーの異常や、ハンダ不良が加わって微小なノイズを創り出してくれたら、メンテ時間はどれ程になるのでしょう。

いずれにせよ、すべて、復元完了しました。当舎のメンテは、オリジナルの機能・特性を追及するのであります。音質はオリジナルの音質をご存知の方は、おられませんが、よい音です。

先日(2013.06.05)EMT 139stが販売されているという連絡がありました。30万円程度ということなので、購入意欲満杯で、あるWEBを拝見したのです。それはシャーシーだけのEMT 139stでした。その旨を連絡し、また探すことにしました。そのアンプは、(2013.06.25現在)売却されていました。画像はシャーシーだけになり、内部写真が削除されていました。ところで、そのEMT 139stというのはどのようなものだったのかというと、1.入力トランス T-890 (EMT155用です) 2.出力トランス なし 3.当然カップリング・チョークはない 4.EQ おそらくRIAAのみ あるべきEQユニットが見えなかった 5.フィルター・ユニットもない このこともご存知の方もいられると思います。この程度のものも購入していただけるお客様がいらっしゃるお店は日本政府と同じように、実に羨ましい限りです。

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