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2012年11月

2012年11月30日 (金)

SIEMENS BO 未使用ナス・ノーゲッター 2種

 新入荷真空管ご案内

SIEMENS BO 未使用ナス・ノーゲッター 2種 価格-円

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まずは、メッシュ・プレートを採用したタイプです。画像ではわかりにくいようですが、グリッドは円筒形金属を長手方向に切り取りグリッドとしたものです。ヒーターは1本です。

真空管は、郵政省で保存されていたものが放出された未使用品です。箱はBa用で元箱ではありません。といっても、同じものです。板プレート画像のところでお分かりになるでしょう。

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斜め方向から見たプレートです。水平プレートを強靭に支えています。

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グリッドが良く見えると思います。










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こちらは板プレートのBOです。右管は元箱のようです。それ以外はメッシュと全く同じ構造です。

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両側からプレートを支えているところです。

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影が映りこんでいて黒く見えますが、全くの未使用です。

グリッドも同じ構造材料です。

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SIEMENS Da ナス型中古 2本

 新入荷真空管ご案内

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SIEMENS Da ナス型中古 2本 価格 

中古といっても、フル・エミッションですし、管内の部品の脱落もありません。左管は使用によるガラスの黒ずみ、電極の黒ずみもあります。右管は目視ではわかりません。大変状態の良い中古管です。

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黒ずみは上部ではありません。中から下の茶色く見えるところです。

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画像上と合わせてみれば、WEの100シリーズと205Dとの構造に良く似ているのが分かります。部品・工作精度はその比ではありませんが。

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こちらは右管です。黒っぽいのは光が届かないことによる影になります。

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よく観るとフックもバネの強い形状にしてますし、高熱がかかっても弱りにくいものを使用しているようです

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2012年11月27日 (火)

素人の知ったかぶり、玄人の無知 その5

第5回 ペアー そして マッチド・ペアー とは。真空管のエージング?......

よくオークションや販売店で見かける文字です。ペアーはよく私も使用するのですが、この意味は殆どの方には理解されていません。または、イメージだけの感情表現になっています。マッチド・ペアーに至っては、言葉の概念が崩壊していて、類人猿の表現といってもおかしくないところまで、退化しています。

使用者がどういうつもりでこの言葉をつけた商品を購入・使用しようと自由です。販売側は、そうはいきません。
言葉は商品の使用価値表現としてこの場合使用されるよう求められています。表現が過大になるとあちこちから指摘を受けますし、結果被害を生じさせると金銭的・身体的拘束を受けます。真空管ごときでということではありますが、第3回 EL34において十分にその結果を受けることを書いておきました。残念ながら、公開は一瞬で取止めましたが、当方の立場としては他社の営業妨害に当たることになりますので、仕方がありません。

それはそれとして、最近楽しいサイトがありましたので、ご紹介します。ここにも以上のことが書いてありますので、ご参照ください。猿話はありませんが。

Tips & Hints
私のアンプ設計マニュアル

http://www.op316.com/tubes/tips/tips0.htm

誰でも簡単に作れる・・・は、ウソ  うーん、そうだった

「真空管」の買い方  これは参考になります。

少し加えると。2次大戦後の1950-1960年代が真空管製造の最盛期といえるようです。つまり、現用品の時代です。そして、1970年代 1980年代 は半導体の時代に突入しています。真空管から半導体への移行は1960-1970年代だったことを考えると1980年代の真空管は、殆どが、スペアーパーツではなく当初よりデッド・ストックとする計画であることが分かります。アメリカでは1970年代まで、ヨーロッパでは1980年代半ばまでが、使用することを前提として製造したといえる時代でしょう。以降は絶対的に真空管でなければならないところがあるのはほんの一部、多くは真空管でなくても困らないのですから、直ぐには使用しないと考えていたことは自明のことです。

オーディオ用や楽器用ですら、生産ラインの一部しか使用しませんでした。これらの意味が分かると、当舎が特定のものしか扱わない理由が分かると思います。

中国のみならず、現行品の品質に大変疑問を持つものですから、今後も取り扱いはないのです。

高信頼管信奉の項から、

通信用・通測用などとプリントしている真空管は民生用と同じものです。何が違うかというと、エージングが一層行われているため動作が安定しているということです。よって、音の良し悪しとは全く関係ありません。エージング時間が長いということは、寿命がその分短いということでもあります。一方動作が安定しているということは、機器の動作が安定するということになり、結局真空管の寿命にも良い方向に働くことになります。また、高信頼度管は設計から一般品とは異なり、材料もそれに合わせたものを使用していました。つまり、選別管ではないということです。

ところで、エージングとは本来、製造直後の安定化のときに使用する言葉でした。長く放置されたものをフィラメントから電気を入れプレートに低電圧から徐々に上げていく、今われわれが使用している”エージング”とは意味が異なります。再活性化とでもいうほうがそのことに近いように思います。

http://fomalhautpsa.sakura.ne.jp/Radio/MJ/1946-8/tube-test.pdf

以前MJ誌にも書かれていたことがあります。真空管の活性化のひとつとして、ゲッターの火あぶりというものがありました。上記の記事は1946年にMJに投稿されていたものです。改めて見ますと、MJ誌ライターや編集者の能力が如何に衰えたかわかります。
さて、ゲッターにはいろいろな種類がありますが、われわれが使用する真空管は、MgとBariumに集約されています。マグネシウムは高周波で飛ばした直後でしか効果は無く、バリウムは管内のガスをその後も吸収する能力を少しは有するものであることから、MgからBariumに交代したわけです。ということは、bariumを火に焙っても効果がないということになります。実際わたしも実験をしてみました。
1.Mgのゲッターが白化し真空度が後退していると思われるもの、Ipは規格の80%
2.Brゲッターを使用している、Ipは正規の80%
これらを700℃熱風機にあます。当然ですが、最初は100度位から始めて徐々に高温にゲッターの変化を見ながら上げていきます。やがて、Mgは飛散しますが、Brはガラスから剥離していくだけです。細かな方法は、省き結果はというと。
1.規格の100%を超えました。Igも流れません。
2.全く変化ありません。最後は使用不能となりました。

これだけでは良好結果を得られたように見えます。Ipがより流れるようになり、Igも流れない。しかしガス電流が発生した可能性もあります。これは、調べればすぐわかりますが、ガラスを焙るということはガスが発生することですから、それとゲッターのガス吸着との追っかけになるのです。再加熱したゲッターのガス吸着はそれほどあるものではありません。ご注意を!

2012年12月11日追加

当ブログは当舎の商品紹介と販売を目的としています。いつの間にか、たくさんのアクセスをいただき扱い商品の検索ページの上位になってしまいました。その一方、アクセスの目的がヤフー・オークションの出品・購入の情報としてもご利用していただいてもおります。そのため、いち早く、出品と購入の情報を知ることができ、とても楽しませてもらっても居ます。そこから、いくつかのタイトルを書いてきたのですが、追加をする必要があると思えることが彼方此方処方にありました。

1)エージングの効用

商品紹介の詳細ページです。現在エージングという言葉使用を先達が安易に拡大したために、製造後長期放置品の安定化をも含めるようになっています。この安定化はいろいろな方法・条件があります。ただ、目的は、フィラメント・カソードの酸化部分を焼ききることにあります。ガスとか不純物を発生させないとかいう問題よりも、いかに酸化膜を消去できるかが、問題となります。よって、できなければ、どんなに上手い方法を用いても、所詮無益なこととなります。再度申し上げますが、この場合のエージングは寿命を減らすのです。

エージングすることにより、真空管のトラブル半減、寿命が倍増します。さらに、音質も良くなります。>ということではありません。安定化をするのですから、トラブルもおきにくくなりますし、音も安定します。でも、寿命が増えることは絶対ありません。トラブルがおきにくいという意味で本来の寿命を全うする可能性が増すだけです。なお、現行品によくある製造時エージング不足は、コストとの関係で手抜きとしているだけですから、これには効果があります。

2)現行品のエージングについて

いろいろなお問い合わせの中で、誤解の多いものが”エージング”の概念です。上に書いてあるように、本来エージングは生産後動作安定のために行うものです。というと、安定という動作状態を、更に規定しないと誤解する方が出てきそうです。でも、誤解する人は、所詮無縁な方ですから、世間にでずご自分の世界で生きていかれれば楽しいと思います。

現行品、現在生産中の製品のことですが、これらはコストを抑えるためにエージングをしないで出荷することもあります。つまり販売者が本来メーカーが行う作業を代わってすることによるコストあわせということです。きちんとした作業ならば、誰が行っても同じです。メーカーが行うと不良率や問題点がすぐわかるのですが、販売からのフィードバックがあれば、それはそれでわかります。

エージングをどのように行うか、Ep Ip Egなどをどのように設定するのか、どれ程の時間を掛けるのかはメーカーのノウハウですからわれわれの知るところではありません。以前、新日電(NEC)の技術者がアメリカ企業の見学・研修に行った報告が記事になっていたのを呼んだことがあります。アメリカでは同社の倍以上のプレート電圧で短時間行っていたことに驚愕したとありました。日本側では、同条件では殆ど不良品になってしまうと恐れたということもあわせてありました。部品の純度に差があったかどうか、設備に優劣があったのかということもわかりません。全ては、もう継承されなくなったメーカーのノウハウでした。

2013年8月16日追加

本ページは当舎のブログ・ページの中でもよくアクセスされます。その多くの人の目的は、エージングの方法を知りたい・研究したいということのようです。残念ながら、方法については公表することはありません。エージングの目的と再活性化の目的を指摘するだけです。最初から定格をかけると問題を起こすのは、金属・ガラス内の不純物が押し出されからであり、異種物質の分離・剥離が起こるからです。

”エージング”の概念”をもう一度考えてみましょう。エージングとは製造時にばらついている特性を短時間である一定の範囲内に収めることを目的としています。これを日本語にすると”枯化”といいます。また、中古品や新古品の特性を可能な限り復元することを目的とすることをエージングといってしまいましたが、これは”(再)活性化”といいます。(再)をいれたのは、強調の意味です。

再度申しますが、枯化や活性化で寿命が延びることはありません。本来の寿命を全うさせたいとすることが、それらの行為の目的ですから、勝手な解釈・表現は慎むべきです。枯化・活性化の時間は、真空管の寿命がその分減っていることを忘れてはなりません。真空管でもトランスでも他の電気部品でも、寿命があり、賞味期限があるのです。適切な保存方法を用いれば、その分賞味期限が延びるし、寿命をまっとうできることになります。

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2012年11月15日 (木)

CV31 Mullard FW4/500 ST管 未使用軍箱入り

 新入荷真空管ご案内

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CV31 両派整流管 Mullard FW4/500 ST管 未使用軍箱入り @8,500円

1965年の納品のようです。

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大型のプレートを使用したタイプ

ベースは茶 マイカモールド

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GEC-MO VALVE MH-4 未使用軍箱入り

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GEC-MO VALVE MH-4 未使用軍箱入り 価格@-円

VR37の軍箱入り プレートは板プレートである。

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2012年11月12日 (月)

Ei KT-90pp ステレオ・パワー・アンプ これ世界で1台

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TEKTRONIXのパワー部を使用したEi KT-90 プッシュ・プル 100W+100W ステレオ・パワー・アンプです。

テクトロの電源トランスを2台、チョークを1台使用した定電源回路搭載のパワー・アンプです。価格600,000円、

詳細は後日。

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アブコ・ラボ先代の作品です。

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左下がアウトプット・トランスです。TEKTROの電源とチョークです。









これも、在庫はI.S.ラボ いつでも聴くことができますよ。

サイズ W 40cm H 24cm D 46cm ボンネットつき

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2012年11月11日 (日)

ヒースキット W5-M パワー・アンプ

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ヒースキット W5-M パワー・アンプ 2台 球なし ボンネット付 100,000円

メンテナンスをいつものように行っています。パワー管には本来はKT-66ですが、互換性のあるEL-37、CV1947もそのまま使用できますし、少し調整すればEL34/6CA7も使えます。ビーム管のほうが音質的には合うようですが、アンプで音が出るわけではありませんので、音源からスピーカーまでの総合された音で選択するべきでしょう。パワー管としてはSTC CV1947 ペア30,000円を用意しています。

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出力トランスはご存知 ピアレス社 16309を搭載しています。




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メンテナンスは4台のアンプ~部品を集めて行いました。そのため、パワートランスは刻印タイプとプリントタイプとになりました。W5-Mは案外状態が悪く、コンデンサーの劣化によるトラブルのためトランス絶縁性が所定のものになっていないものが多いようです。

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画像にはありませんが、ボンネット付です。

ご試聴・購入は I.S.ラボ TEL.03-3251-4545

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2012年11月 7日 (水)

独VALVO LK4110 ST管 未使用元箱入り 2本

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独VALVO LK4110 ST管 未使用元箱入り 2本 -円

プッシュ・プルに使用できる特性

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1944年製 鷲にハーケンクロイツが綺麗に残る

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この当時の排気能力では、ゲッターのスパッタは避け切れなかったようだ

LK4110のナス管、E408NとRE614は検査中。次回公表予定。

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STC CV1947 未使用軍箱入り

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英STC CV1947/6L6G 未使用軍箱入り 2本 30,000円    プッシュプルとして使用できる特性

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ガラスにはブラック・カーボンを塗布してあるタイプ

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ガラス塗布はこの不透明なタイプと透けスケのタイプとがある

このタイプは在庫1ペアのみ、ほかにBRIMAR社の同タイプ1ペアがある

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