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2012年10月

2012年10月23日 (火)

FIVRE 45 と80 ST管 未使用元箱入り

◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 新入荷真空管ご案内 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆

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イタリアFIVRE 45 ST管 未使用元箱入り @16,500円

イタリアFIVRE 80 ST管 未使用元箱入り @10,500円

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イタリアの球は、音質・音色は別にして、構造・外観はアメリカとそっくりである。また、元箱は、共通であり型番を判にして蓋部分に捺すだけである。

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TECHNICS 30A プリ・アンプ その1

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TECHNICS 30A STEREO プリ・アンプ メンテナンス終了品 です。

価格 ¥-円  

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30Aのメンテナンスが終了しました。とても、すばらしいアンプです。カタログ記述とは、別角度でその素晴らしさをご紹介しましょう。シリアルは内緒です。1xx

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豊富な機能 VOLUMEやBALANCER、高低音の調整を3つの周波数において出来るTONE CONTROLE

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少し内部を覗いてみましょう

Dsc_0808 まずは、当時のテクニックスでしか量産製造されなかった4連ヴォリューム。この予備のヴォリュームは往時の技術者の手元にも残されませんでした。もうないのです。このヴォリュームはラウドネスコントロールと連動しているため、小型スピーカーでも低域のヴォリューム感を十分与えることが出来ました。これがないと、30aの特徴は半分でしょうか。

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ここに見得るダイオードは、増幅真空管ヒーター直流化にしようしているものです。これも今では製造しえないつくりとなりました。

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何が凄いかというと、このアース板ですね。左右別アースですが、銅板を使用しています。MaCINとMaranzの良い所取りというわけです。

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音質を好き嫌いで分けることは、当然です。コンデンサーも音色があります。製造価格の高いものは、音色がよいというよりも、色付けが少ないということでしょう。このフィルムコンもマイカコンも製造法は同じだったそうです。

他にもたくさん、まさにTECHNICS 30Aと40Aは松下技術の粋を結集したものだったのです。もう二度と造ることも日の目を見ることもないアンプですが、5年10年と愛用していただけたらと思いメンテナンスをしてみました。

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最後に、コンシューマー用では実はなかった30A

画像左のネジ6つはなにかというと。

テープレコーダーのイコライザー変更が出来るネジが備えられています


情報だけでは、わからないものです。まずは聞くことです。そしてご自分でお使いいただくことが大事なのです。音楽や、音が、そしてオーディオが、文字や画像でわかるのでしたら、演奏家も音楽堂もアンプ・スピーカー等も必要ではありません。文字・画像情報の中で生きていける方とは当方は無縁の存在です。

本アンプは中古品です。必要にして最小のメンテナンスを施し、発売当時の機能を回復させました。必要にして最小とはその意味であり、発売当時の外観を再塗装で復元する事ではありません。

保証期間は6ヶ月 期間中に不備が発生した場合は、無償にてメンテナンスを行います。ただし、部品代は実費をいただきますし、真空管を取替え使用したことによる、トラブルについては、無償保証の範囲に含まれません。本整備品もセミ・プロの方や自称プロの方には大いに参考になるでしょう。プロフェッショナルの方には、当然の処置として納得されるでしょう。

2013.6.11追加
本アンプは少し前に販売済み商品となりました。タイトルTECHNICS 30A プリ・アンプ その1とありますように、その2、その3と続く予定を想定していました。遅れているのは、メンテナンスが立て込んでいること、短時間にメンテできる状態のものが無いこと、重要部品がないことなどです。
TEKADE AD1シングル・アンプもほぼ終了しました。後は音だしですが、引き続きKLANGFILM KLV403(F2aIIpp) 2台が待っています。その後KLV32622(RE604pp) 4台と続きます。AXIOM-80のオリジナル初期型と復刻をそろそろ箱入れし、音だしをしていかねばなりません。その間にTECHNICS 30A をメンテしていくことになります。次回の価格は13-15万円の範囲を予定しています。

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2012年10月19日 (金)

蘭PHILIPS F209とPH227 ナス管

◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 新入荷真空管ご案内 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆

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蘭PHILIPS F209 ナス型メッシュ・プレート 中古@12,000円

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アメリカのUY-227と同一構造になっている。ただし、製作精度は格段によい。

F209は直ぐにPH-227と改変された。電極やピン、ガラスなどには変化がないようなので、名称のみの変更だったようだ。

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こちらがPH-227のナス型である。

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電極関係には変化が見えない。

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2012年10月 7日 (日)

素人の知ったかぶり、玄人の無知 その4

外国語の日本語表記

この本来とうでもよいようなことについて、意地になってといわれても言い張りたいことがありましたので、一項を設けました。

もともとの発端は、レコード販売時に日本語表記をどうするかということでした。例えば、ベートーヴェンと普段は表記していますが、ベートーベンでも良い訳です。シューベルトなどは、何十年か前にはシュバートと表記されていました。原語がSCHUBERTですから、わたしなぞは、シューバートでもシューベルトでもよいと考えています。レコードや音楽の個人名から端を発した欧米名の日本語表記がとやかくいわれたことにあります。BERLINはベルリンでなくてはならぬ、ベアリンなど有り得ぬ。LEIPZIGはライプツィッヒでなければならない。ライプツィックは誤りである。という次第です。ついでに、HAMBURGはハンブルク以外は許さん。ハムブルクもハンブルヒもハムブルヒも有り得ません。わたしは、頭が固くて悪い人とはお付き合いしないのでそういうお客様はおいでにはならなくなりました。が、NETをやっている以上、再び避けては通れなくなってきました。その一方、Wikipedia:曖昧さ回避があり、そこに対する不満が私の中にあるのです。

真空管マニアには馴染みのあるMULLARDは、日本語表記としてムラードとよく書かれます。マラードでもミュラードでもよいのです。SIEMENSも同様で、シーメンスでもジーメンスでもスィメンスやジエメンス、ズィエメンス、ズィーメンスやそのたの表記でもまちがえではないのです。

商売柄、SIEMENSにお勤めの南東ドイツ在住のドイツ人とお付き合いがあります。彼の家に暫時居候をして、真空管集めを行っていたのは10年以上前です。その頃は、あちこちありました。そのために、ドイツ古典管の状況がよくわかり、頑張って集めたのです。その彼にSIEMENSはどう発音するか聞いてみました。ZIIMENSではなくSIIMENSというのです。何べんも聞き返しましたが、ジーメンスではありません。実はわたしもジーメンスと思っていましたので、南ドイツ人だからそういうのでないかと疑ってしまいました。やはり、ベルリンで訊かないと本当の発語が聴けないのではないかと。

これって、明確に、自分は頭が悪いといっていますよ。つまり、わたしは頭が悪かったのだと。
ジーメンスが正しい表記というかたがいられます。それはこのことなのです。固有名詞をどう日本語表記とするか、国語審議会ででも決めてもらえればいいのですが、彼らも仕事が嫌いなので滅多に行いません。ドイツやフランスなどでは、名詞には性がありますので、外来語も必ず性を決めねばならず、その筋の機関で決定するようです。

ローマ字を国語として使用する国々は、自国語に変換する必要は原則ありません。われわれ表意文字を使用する国々ではローマ字を変換せざるを得ません。かつてBANKを銀行と訳すようなレベルの高い翻訳が出来れば別ですが、現在ではカナにしてしまいますので、以上のような喜劇人が出てきます。

SIEMENSに戻りますが、ならばSIEMENSに決めてもらおうという考えを持つ方も出てきましょう。日本にはSIEMENS日本法人があります。ところが、彼らはシーメンスとしました。これは、MOZARTという作曲家の日本語表記をモーツァルトにするか、モザールにするかというのと同じことです。パリのモーツァルトがモーツァルトと呼ばれていたと考えている方は、いられないとおもいます。俳優シュワちゃんがシュワルツネッガーと言われているのも同じことです。彼が米国に行かなければ、シュヴァルツネッガーといわれたでしょう。

Wikipedia:曖昧さ回避ということに対する不満は、その不徹底さにあります。お暇の折に次のWikipediaのところを見てください。

シーメンス

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%B9

ハンブルク

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AF

ドイツ方言をこれほど調べながら、原語発音記号を用いながら、シーメンス(siemeNs)とハンブルク(haMburg)が何故同じ”ン”なのでしょうか。MとNははっきりと発音が異なるのです。日本語と外来語との対比を明確にしたければ、この違いも確立すべきでしょう。日本語では同じで、発音の区別はされません。

わたしは、どの日本語表記も誤りであるとは思っていません。何でも良いではないか派です。

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