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2012年5月 2日 (水)

幻の45 TELEFUNKEN RE345・PHILIPS F203

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TELEFUNKEN RE345

Tfk_re3451

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 TELEFUNKENのUX-245はRE-345と命名され、TELEFUNKENのナス管時代のどの真空管とも異なる形状をしていました。
 外見からはRE614後期(1930年代中期)ナス管とRE604後期(1940年代初頭)ST管とをあわせたものと考えられます。プレートはST管後期のプレートそのものを使用していることが分かります。カーボン処理がまだ確立していない中でつくられてはいます。丁度RADIOTRON UX-245の中期カーボン焼付けがまだ浅い時代のものと同様です。
 

Re345obox_2

 欧州においても1920年代後半より30年代にかけ、欧州各社が米国管UX-245を製造していたのは多くの方の知るところです。
イギリスにおいても GEC、COSSORが独自の245をつくり、フランスではMAZDAやDARIO-RTが、イタリアでもFIVREがつくっていました。そして、ご存知のオランダPHILIPSが輸出を主としてつくり、ドイツでもTELEFUNKENがほんの少し245同等管をつくったものです。それ以外でも何社かが製造していましたが、それらは未だ入手できずにいます。

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PHILIPS F203

Philips_f2031_2

現在も欧州最大の電気会社といわれるPHILIPS、欧州最大の真空管メーカーでもありました。そのPHILIPSが製造したUX-245は、真空管メーカーいずれとも異なる独自のものです。伝統的な複数ゲッター剤を大量に使用し、真空度を確保しています。ガラスはドームトップではなく幾分平らな頂上を持つPHILIPSガラスを採用、一目でPHILIPSと分かる外観をもっています。プレートは表面処理をしていないニッケル・プレートです。画像右はF203第2世代、逆U字ガラス棒を電極支持に採用しています。画像左は第3世代そのガラス棒が取去っても強度・寸法だしが保持できるようになりました。

Philips_f2032

わずかにプレートが見えます。その手前に逆U字のガラス棒があります。

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