2017年8月 6日 (日)

SIEMENS Da and SIEMENS BO 予約

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SIEMENS  BO 未使用元箱入り メタルプレート 2本

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画像はニッケル・プレート採用BOです

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この画像もニッケル・プレートです

メッシュ・ニッケル・プレート採用のBO 2本も入荷します

こちらも未使用元箱入りです

価格はどれでも現在一般的なものです。引渡し時期本年10月以降になります。ご了解いただきたく思います。

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SIEMENS Da 未使用元箱入り 2本セット

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所謂 ノーゲッター・トップ排気・ナス管 赤シール付 です。

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2017年8月 4日 (金)

RFTスタジオ・パワーアンプ

暫くお休みにしていましたメンテナンスを再開しました。
来月からレコードコンサートを毎月定期にしていきますので、その折に公開できるかもしれません。
旧東ドイツのパワー・アンプには、出力管にEL12nを使用したもの、EL34/EL36を使用したタイプとあります。EL34のアンプは、西側に送れること10年程度あるようです。RFT傘下のメーカーがTELEFUNKEN EL34を生産するようになってから、アンプを製造することになったとみています。
余談ですが、TELEFUNKENにはEL34がメタルベース以降5穴ウイング付、5穴、更に4穴がありました。この4種類以外は見たことも聞いたこともありませんので、まずはこの4種類のみと考えることにします。
このうち、TELEFUNKENの自社工場で生産されたものは、3種類で、4穴は全てRFTにての生産となりました。と私もそう解説してきました。5穴プレートまでは、テレフンケンの製造工場コードが入っていましたが、4穴にはそれを見たことがないためです。RFT製造のEL34はでは、どこが設計したのかというと、最近整理をしてみるとそれはTELEFUNKEN自身ではないかと思うようになりました。あるロットはテレフンケン自社工場製だったと考えるべきでしょう。ラボは当然としても、試験量産品があったのではないかと思っています。
一方RFTも量産するようになると、ベースを薄くしたりして、改良していきます。それらは、正規のTELEFUNKEN EL34に反映していないようですが、色々なOEM品を比較検討して見るとまた異なったことがわかるかもしれません。

 

Dsc_0712初期情報

POWER TUBES  RFT EL12n 2本 プッシュプル動作

RECTIFIER TUBE  RFT EYY13 1本 両派整流

VOLTAGE AMPLIFER TUBES  RFT ECC83 2本 動作方法不明

INPUT TRANSFORMER 型番不明 1台

POWER TRANSFORMER 型番不明 1台

CHOKE COIL 型番不明 1台

OUTPUT TRANSFORMER 型番不明 1台

入力切替なし

トーンコントロールなし

当該機にはNR.7とあります。8台は生産したのではないかと思うのです。

さて、これからメンテナンスです。

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2017年7月28日 (金)

どこからでもオーディオ講座

オーディオ講座 を開講することにしました。

専任講師 小口貴仁氏

講義料は、教材費・教室使用料を含むものです。お問い合わせください。

日時場所;楽鳴舎 月1回第2日曜 今回は10月8日(日)、2回目11月12日(日)、3回目12月10日(日)、4回目2018年1月14日(日)、同年2月11日(日)、同年3月11日(日) 以降未定

題して”どこからでもオーディオ講座”

オーディオに関する全てを対象とした講座です。

前半は理論編、後半は実践・実験編

小口貴仁プロフィール

岡谷無線(現岡谷電機産業株式会社)入社、中国国営企業部品工場近代化技術指導、商品開発を行う。

音響用コンデンサー Vコン、ノイズ対策と部品、真空管 HF‐300B等々の商品開発を行ってきました。その経緯はMJ誌 1999 10月号にロダン真空管興亡史として残されています。

また、NHKに唯一残されていたSIEMENS Blatthallerを動態復元したのも同氏です。この経緯もMJ誌 2001 5月号にブラットハラー・スピーカーとして残されています。NHK愛宕山の放送博物館の展示機器動態化は当時の放送博物館長と協力した小口貴仁のご両人でした。

この復元されたブラットハラ-を基にして某電機メーカーが復刻したものがありました。

小口氏の広域にして深いノウハウは、今となっては見ること聞くことも叶わない嘗ての知識から成り立っています。その万分の一でも、お知りになりたい方は是非ご参加ください。年齢・性別・国籍・人種は問いません。ご連絡と参加、お待ちしています。

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10月号には、HF-300Bを含む企業史が。

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ブラットハラーの復活物語

各回テーマ

10月8日(日) 真空管

前半;真空管とは何かとか、その働きについては周知として、製造上不可避な問題点とそれによる経年変化・劣化についての解説です。

2回目11月12日(日) コンデンサーと抵抗

前半;コンデンサーと抵抗とは何かとか、その働きについては周知として、製造上不可避な問題点とそれによる経年変化・劣化についての解説です。具体的にはペーパー・コンデンサーやMP(メタライズドペーパー)について。

3回目12月10日(日) トランスとコイル

前半;トランスとは何かとか、その働きについては周知として、原料から見た問題点とそれによる経年変化・劣化についての解説です。

4回目以降は上記の深化を図ります。

4回目2018年1月14日(日) 、5回目同年2月11日(日)、6回目同年3月11日(日) 以降未定

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レコード・コンサート 予告 9月

レコード・コンサート 9月のお知らせです。
9月17日(日)、神田神保町、楽鳴舎(らくめいしゃ)にて商品の試聴をかね、レコードコンサートを行います。
他とは違うドイツオーディオの深みと厚みのある豊かな音響世界を、ぜひお楽しみ下さい。ETERNAレーベルを中心にご紹介します。
自薦と自慢;現在オーディオシステムにてお聞かせするETERNAレコードは、どなたも、どこでもお聞きになることができないものです。ここに至りて、漸く一丁のヴァイオリンでも響が現れることが聞き取れるようになりました。

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2017年6月26日 (月)

Klangfilm KLL42006の族

◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 新入荷スピーカーご案内 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆

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TELEFUNKEN Ela L45 フィールド・タイプ

価格630,000円 電源台・整流管RGN2004

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黒いチジミ塗装、銅メッキのポールピースはTELEFUNKEN仕様なのでしょうか。Klangfilmでは私たちは見ていません。

 

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電源内蔵の台はフレームと同じSerial Numberが印字されていました。0番台5001番が当シリアルです。

 

復元するのに少々手間取りました.

そのままに良い音を出せるようになりました。

 

コーン紙は密度の薄いが心持厚手にしたタイプで後年のプレスを強くかけて又エンボス加工をしたものと異なります。それぞれ、表面積を多く確保するための方法が工夫されているのですが、時間経過による技術の集積を見ることができます。

さて、シリアルにより音が異なるとか、年代による音の相違があるとかは、重要事項とは思っておりません。音が違うのだというのは、個体差にあることですので、個性としてみることにし、音楽を響かすということに注視することにします。

注)本ユニットがEla L45なのかL48なのか、又それ以外かわかりません。TELEFUNKENマークとEla L4は判明しましたが、最後の5か8かはもうわからないのです。

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TELEFUNKEN L48 励磁型フルレンジ

◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 新入荷スピーカーご案内 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆

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KLL42006とほぼ同一のユニットとしてTELEFUNKEN L48がありました。今回のご案内はそれになります。

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コーン紙の損傷も、フィールド・コイルの損傷もありません。フレームも問題なく、コーン紙とフレーム番号も一致していますので、オリジナルということになります。1824が記入されていました。これは製造年かもしれません。コーン紙の部分的な変形とギャップの縮小化がありました。

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ギャップは通常このタイプでは0.12~0.15mmですが、0.1mmまで縮んでいました。

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コーン紙矯正、ギャップ調整、その他色々の調整後、本日から音だしとなりました。

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TELEFUNKEN L48 美品 価格540,000円税抜き 電源別売り

特別バーゲン・セール ヤフオクにてスピーカー・ユニットなど販売価格の概略70-80%です。ただし期間は約2ヶ月です。 本品は対象にはなりません。 

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2017年6月22日 (木)

Partridge 出力トランスと段間トランス

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英国パートリッジ社の純正出力トランスと段間トランスです。

資料がともにありませんが、OPTは1次4500Ω 2次4/8/16Ω プッシュプル用戦前の仕様を引き継いでいるようです。その後50年代には2次側は細かく分割されて遊びのないように組み合わせで負荷抵抗が決められるようになっています。

パートリッジ社は1960年代には操業を終えたようですが、資料や技術は同業他社に引き継がれたようで、ブランドと併せて現在も残っているようです。勿論、Partridgeの最盛期1940-50年代とは音質や技術は大分異なるように見受けられます。

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段間トランスは1次シングル、2次センタータップ付になります。

パートリッジの旧型はバンド・オープン型ですので、この段間トランスは、戦後のものだと見ています。

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2017年6月15日 (木)

LORENZの受信機と電力増幅器(AD1s)

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受信機は電源内蔵の中波・短波用のようです。LORENZの機器、それも戦前のものは久しぶりで、ご尊顔を拝見しました。日本のコレクターは世界の変態です。日本人そのものが変態ですから、当然でしょう。

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存在感のある前面、即ち顔です。

これと対になるのがアンプ部です。

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こちらがパワーアンプというよりプリメインアンプです。

EQアンプはありませんが、トーン・コントロールがついています。

業務用として、入力はマイク、ラジオ、レコードと切り替えるようになっています。

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パワーアンプ側から見るとこのように見えます。奥が受信機です。

AD1はTungsramが刺さっています。

メタルシールドの真空管は、トップがグリッドが多く、その部分には、シールドがかかっていません。その為に、シールドキャップが採用されています。

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状態がとても良い。修理痕がないのですが、これで通電させると、二度と使用できないようになることもありますので、まずは部品チェックをして、不良部を交換してから、次の段階に進みましょう。

偶には、記事を載せないとということで、記載しましたが、ほかにも途中で止まっているものが多く、またレコードコンサートの準備も進めねばならず、時間が無いのです。でも、倉庫建設は終了し、各地におかれていた在庫を集中搬入できました。こちらは在庫整理の段階になりました。KlangfilmやZeissのアンプを20-30台、Amertranのアンプも久しぶりに見ることが出来たのですが、そのメンテは何時行えるのでしょう。

倉庫建設と在庫搬入に予想外に費用がかかりました。16tクレーン車(ラフター)を2台、鉄板を敷き詰めるとその費用は、、、、、。自宅の建設費に余剰金を回そうという目論見が崩れ、不足が生じました。近々、スピーカー・ユニットのセールをやることにします。

ヤフオクの担当者からのセッツキにあい、来週中にヤフオクと同時にセールをすることにしてしまいました。売れると良いな!

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2017年4月17日 (月)

真空管の手直しの最中 中古管CX345の再生について その2

真空管の手直しの終了してみたら、ああヤッパリ!いや~

中古管CUNNINGHAM   CX345の再生について その2

対処をしてみようとします。グリッド・ジメット線を再半田するとどうなるかを調べてみましょう。

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まずはフィラメントの半田を除去し、再度半田してみました。そこで一度検査してみますと、何も変化なし。更にプレートとグリッドの半田を除去し、半田為直しです。

なぜ一遍にしないのかは、ご存知のとおりです。

ところで、グリッドの半田直しをしようとしましたが、なぜかグリッド・ジメット線が見当たりません。

これが、真空管の手直しをしようとしたら!です。ジメット線が短くなっている、これではコントロールが出来ない。ベースの上から見てみるとジメット線はそこに長く存在している。

次の段階にはベースの取り外しとなるのですが、これがとても面倒であることは皆さんご承知のとおりです。溶剤や薬剤を使用すれば早くてよいのですが、ダメージも多きいので、古典的手法温熱水で時間をかけて外すことにしました。

外したときの画像がない!ということに気づいたのは後日になりました。

結果、ジメット線は全て元の長さを保っていました。外すときに判明したのは、ジメット線がベースピンから見てもないことがジメット線が曲がっていることによるものだったことです。以前手直しした方がいて、下手に直し奥に押し込んだためにということです。そういえば、この球はヤフオクで購入したといっていたことを思い出しました。

ジメット線を真直ぐにし、接着剤でベースにガラスを固定し、再度ピンに半田して接着剤が固化するまで待ちました。検査をして見ますと、なんと手直しする前と変わりません。つまりグリッド・コントロールが未だ利きません。ベースを外したときによく観察してありますので、ここまで来ると原因は二つしかありません。ステムの中でのジメット線断裂というよりも接続部の破断、そしてもうひとつはステム上ゲッター付着です。後者は先に検査をしたときには、グリッドのコントロールが出来ていましたので、使用時突然ゲッターが付着することはありません。

そう原因は結果ひとつです。この現象は今まで何回も見てきたものです。何故Aの真空管におき、BやCの真空管にはおきなかったのか。後は想像でしかありません。同じアンプでこのようになる球ならない球があるのは、製造時の問題としか言いようがありません。防ぐ手立てはあっても、100%起こらないようには出来ませんがそれでも少しは防げれば、それに越したことがありません。UX245のような真空管は、製造から既に80年を経ていることをご注意ください。真空管の内部はそれなりの真空度を保持していますが、それでも絶対真空ではないのです。まして、ガラス外部やその接続部は常に大気に曝されてきたのですから、劣化は更に大きくなっています。

手直しは更に続きます。わかってきたものから順次公表していきましょう。

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2017年3月23日 (木)

フランスMAZDA DW601/601の規格

フランスMAZDA DW601/601の規格が少し判明しました。

また、フランスMAZDAの型番の意味がほぼ全てわかりました。

以前例えばDW601を見てみましょう。

DはEf 4V Wは増幅管 W,X,Y,Zも同じ、6はμ、1は内部抵抗となっています。つまり下記の特性値にあるRp900Ωを指します。これがDW302ですとμ約3、Rp約1500Ωとなるわけです。

DW601/601

Ef4V If1A

Epmax 250V -Egmax 34V Rp 900Ω μ 5.4 GM 6mA/V

Ep 250V Eg -34V Ip 50maが基準となります。出力は最大3.5Wです。

この時のプレート負荷抵抗がわかりませんが、これは実験をすることにしましょう。

こうしてみると、2A3並の出力管です。D404/RE604程度ではありません。そういえば、ソ連YO104もこの規格にとても近かったので、D404/RE604の規格向上とAD1への開発の間を埋めるものだったのでしょう。

PX4

1929年のOsramValvsから抜粋

Ef4V If0.6A
μ3.8  Rp1450Ω  GM2.6mA/V Pd10W  Epmax 200V
動作例 Ep200V Eg-30V Ip40ma

1931年のOsramWirelessGuideから抜粋

Ef4V If1A
μ5  Rp830Ω  GM6.0mA/V Pd12W  Epmax 250V
動作例 Ep200V Eg-26V Ip40ma   Ep250V Eg-34V Ip48ma Rl3kΩ Po2.5W

改めて見ますと、DW601/601はPX4と全く同一規格ということがわかります。また、PX4はEpmax300Vとなりますが、それに対応してかFOTOS F5もほぼ同一規格になっていきました。

このことを考えるとMAZDA DW601もきっとEpmax300Vになっていったと思います。やがてはその規格表を入手できる時が来るでしょう。

RE604

1928年のTELEFUNKENカタログより

Ef3.8-4V  If0.65A
μ3.5  Rp1000Ω  GM3.5mA/V Pd12W  Epmax 200V
動作例 Ep200V Eg-25V Ip50ma

Ef4V  If0.65A
μ  RpΩ  GMmA/V Pd10W  Epmax 250V
動作例 Ep250V Eg-45V Ip40ma

こう見ていきますと、1920-30年代に翔けて直熱三極真空管の開発・整備が終局に向かって行くのが良くわかります。

オランダ・ドイツとイギリス・フランスが実は二大派閥であったこともここに至れば明確にされます。PHILIPS D404/VALVO LK460とTELEFUNKEN RE604が規格向上させても、AD1の開発に画期をかけD404/LK460・RE604とAD1が並存していきました。

それに対し、イギリスとフランスはPX4のように規格向上をひたすら続け、結局は他のメーカーもPX4に収斂させる方向を選択していきました。

アメリカは45が45Aというプレート電圧向上させ出力アップながらも一般化されず結局は2A3 との並存になっていきました。つまりドイツ・オランダ派ということです。

面白いことにPHILIPSグループであるMullardとDario(RT)とは別の道を選んだのです。Mullard AC044はPX4化しましたが、Dario はAD1を選択したのです。この道は、E406Nの詳細な情報が入手できればハッキリするでしょう。何故オランダ・ドイツとイギリス・フランスが二大派閥であったのか、夢想することは楽しいでしょう。オーディオもロマンで夢想ですが、妄想でも捏造でもありませんので、事実によって変更を余儀なくされてしまうのです。

 

 

 

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